知っておきたい国際看護を学ぶための異文化理解とヘルスケア

出版社からのコメント

第１章：国際看護とグローバリゼーション ；はじめに ；国際看護とは何か ；インターナショナリゼーションとグローバリゼーション ；グローバリゼーションとは何か ；グローバリゼーションの歴史 ；21世紀の医療と看護におけるグローバリゼーションの影響 ；移動と旅行 ；グローバルな経済と貧困国への影響 ；喫煙：グローバルな健康へのリスク ；グローバルな環境への影響 ；グローバリゼーションと老年者に対する影響 ；結論 ；第２章：正看護師のグローバルな不足 ；はじめに ；背景 ；グローバルな看護師の不足 ；グローバルな看護師不足の原因 ；看護師不足を減少させる解決策 ；結論 ；第３章：看護教育に関する国際的視点 ；はじめに ；フローレンス・ナイチンゲール：看護と教育の発展 ；現代の看護師・助産師が抱える問題 ；結論 ；第４章：ヘルスケアにおける自文化中心主義と文化相対主義 ；西洋近代医療の確立：医療と帝国主義 ；医療における文化相対主義 ；多民族社会としての日本と外国人世帯に対する医療援助 ；東大阪市における在日外国人のための援助活動事例 ；第５章：痛みのカルチュラルスタディーズ ；痛みとは何か ；痛みの主観性 ；痛みの意味と文学あるいは西洋医学と痛みの無知 ；痛みの意味と歴史あるいは痛みの意味の流動性 ；病と痛みの形成 ；慢性の痛みと身体化 ；特にアジア人の痛みと精神疾患のスティグマの関係 ；痛み・病と文化 ；第６章：異文化理解とヘルスケアにおけるジェンダー ；ジェンダーとは何か ；ジェンダーと身体 ；19世紀ヨーロッパのジェンダーと身体 ；19世紀西洋社会の女性：脆弱な身体と抑制の悪循環 ；医療とジェンダー：避妊と堕胎 ；医療とジェンダー：リプロダクティブ・ヘルス／ライツ ；開発とジェンダーからジェンダー主流化へ ；第７章：国際人道支援，難民支援 ；はじめに ；国際支援のさまざまなかたち：Overview ；国際人道支援 ；難民支援活動 ；おわりに：日本のビルマ難民